経典2021/04/09
大川隆法 初期重要講演集 ベストセレクション③
-情熱からの出発-
大川隆法
2021/04/09
発刊
第1章
平静心
1 静かなるときに感じる「大きな幸福感」とは
人類が長年追い求めてきた「幸福」というテーマを探究する
自分の過去を振り返り、最も幸福感が強かったときを考えてみる
静寂に耐えられず、「偉大なる幸福」を見失っていないか
人間が万物の霊長として真に味わうことを許されている幸福とは
2 心を乱す「悩み」から脱却せよ
悩みによって心が乱れている状態は、不幸な状態であると知れ
自分が幸福でない理由を他の人の責任にしていないか
3 心の湖面を波立たせないための工夫とは
心の水鏡は、平らかであればこそ世界を正しく映し出す
静かな時間のなかで、自分自身を見つめるときを持つ
自らの向上を願い、幸福を願うものは、動物的に怒ってはならない
「われ必ずしも真ならず、彼必ずしも偽ならず」と心に留める
時間に耐え、「敵」に見える人でも変わっていく可能性に賭ける
言葉で相手を傷つけたと思うなら、そのときに素直にお詫びをする
念いによって、言葉によって、相手の心の波立ちを静める
4 心を平らかにする実践を通し、偉大な人格をつくる
第2章
悟りの極致とは何か
1 「黎明の時代」が始まろうとしている
悟りの道は安直ではなく、実に厳しいものである
入会試験で試したのは「内容」ではなく「覚悟」
危機の予言を打ち砕くために、今、立ち上がっている
2 偉大なる魂に目覚めよ
一人ひとりの力は有限だが、力を糾合してうねりを起こせ
自分自身の心のなかに潜む「偉大な力」を知り、解き放て
他人や環境のせいにせず、己自身の責任で生きることができるか
3 自分に対して厳しく律する
自分の人生に責任を取ることが勝利への第一歩
過去に積み重ねてきた「思い」が自分の心の状態をつくっている
神の心でもって自分自身の正しき姿を見つめ、己に厳しくあれ
4 大いなる使命のために花咲かせる時期が来た
すべての人は偉大なる神から分かれた魂のきょうだいである
神の大樹に「一輪の花」を咲かせることを恐れてはならない
一人ひとりが咲かせる「心の花」によって人類全体の運命も変わる
真理を物差しとして反省することが、幸福に入る近道
5 悟りの極致へ向かう道とは
この地上に神の心を金字塔として打ち樹て、揺るぎのないものに
真理の法灯を護り続け、広げ続けていくことこそ今生の使命
無限の大道を目指し、神の創られた世界を光で満たせ
永遠の大道を歩む幸福を手にし、味わってほしい
第3章
信仰と愛
1 浅き春の寒さのなかで、光が高く掲げられるのを待つ
2 「荒野で呼ばわる者」として真実を伝える
一九八一年の春三月、私の人生を画するべき大きな事件が起きた
わが身を証明台として真実を訴える、この誠意を信じてほしい
現代文明に酔う大都会に広がる“砂漠”に、真理の種子をまく
現代はイエスや仏陀の時代以上の「二度と来ぬ時代」
3 信仰の試しを乗り越え、本物となれ
「自分に都合がいいときだけの信仰ではないのか」を問う
先人たちは、身命を賭して神の心を伝えてきた
今起きている、この幸福の科学の事業は救世の事業である
信仰が激しいものであるのは「人類の理想そのもの」だから
4 今日を境に信仰心に目覚め、伝道せよ
信仰する心は「愛の行為」となって必ず表れる
「まだ悟っていない人々を導きたい」と思う心のどこに嘘があるか
「学習即伝道」「伝道即学習」の繰り返しで、限りない高みへ昇れ
信仰の実践によって「鉄の柱」となれ、「青銅の扉」となれ
第4章
光ある時を生きよ
1 いかにすれば人間が真の幸福を得られるか
熱い信仰心が集まるほど、聖なる事業への大きな仕事ができる
幸福の科学の中心の教えである「正しき心の探究」
愛の原理-「奪う愛」ではなく「与える愛」をする
知の原理-真実を幅広く深く知り、悟りを高める
反省の原理-心の錆落としをして、本来の心を取り戻す
反省により心を磨き、悪霊の影響を受けることをなくす
発展の原理-地上をユートピアと変え、人々に真の幸福を教える
2 幸福を増産し、地上に喜びを溢れさせるには
他の人の幸福を増進する仕事こそ、生きる喜び
私が数多くの書物を発刊する理由とは
「パイの取り合い」ではなく、幸福を次々と供給せよ
3 「幸福の生産者」となるために①-マイナスの発想を捨てる
他の人の気持ちを暗くする“不幸の生産者”には決してならない
「苦しいときこそ、人生を前進させる材料に恵まれている」と知れ
人生の苦難・困難が今世の「魂修行の目的」を教えてくれている
この世を去るときに持って還れるのは、問題を解きながら手にした教訓
4 「幸福の生産者」となるために②-積極的なプラスを生み出す
自分の悩みにとらわれすぎず、他の人の悩みに目を向ける
悩みと格闘し、洞察を深めた人ほど、他の人々の悩みもよく分かる
多くの人々を導こうとするなかにこそ、真理の学びも本物になる
「学習即伝道、伝道即学習」-実践する者に逃げ場はない
5 光の使命を悟り、光ある世界建設をせよ
善念に満ち、「人々を幸福にせん」という熱情に満ちた人を目指す
人類幸福化とは、地上に生きる人々に「光とは何か」を教えること
地上を神の光で満たし、人々を闇から解き放て
第5章
情熱からの出発
1 人間にとっていちばん大切なことは「信仰心」
素直に信じることができることを、断じて恥じてはならない
人間が物質の塊であるなら、愛が生まれるはずはない
神を信ずる者にとっては、すべては輝きに満ちて見える
2 幸福の科学の会員になる意義とは
人類の理想を胸に、日々の自己変革が求められる幸福の科学の会員
幸福の科学に入ることの「霊的な意味」とは
日本に真理の太陽を昇らせるために一人でも多くの力が欲しい
3 「学習と伝道」を通し、真理の目覚めを与えよ
幸福の科学が掲げる「真理の探究・学習・伝道」の意味
真理を学ぶことは、車にガソリンを入れて走らせるようなもの
どんな人にもふさわしい話ができるために、常に真理の学習を
相手への優しささえあれば、その場で必要な言葉と行動が出てくる
真理の縁で、人生が変わるきっかけを与えることも「愛」
4 伝道において大切な「失望との闘い」
悪魔が人々を狙ういちばんの道具は「失望」という名の楔と知る
失望の楔を薙ぎ払うのは「情熱」であり、その根源は「信仰心」
5 聖なるもののために情熱を持って伝える
神のために活動せんと思う人には無限の情熱が湧き上がる
今の日本の環境は、真理を伝えるのにありがたい環境
週に一度、真理の書を読み、真理の種をまいていこう