経典2003/01/07
大悟の法
-常に仏陀と共に歩め-
大川隆法
2003/01/07
発刊
第1章 敵は自分の内にあり-心に支配されることなく、心を支配せよ
1 信ずることによる解脱
なぜ青年は殺人鬼となったのか
仏陀の一喝
石を投げられながらの修行
難産の女性を救う
悟りには過去の罪を清める力がある
信解脱-信仰による解脱
2 心の主となれ
悪の誘惑から自分を護る「戒体」
善悪の問題は学力とは関係ない
智慧は人々を幸福にするためにある
資格や名目にとらわれない
失敗の原因は自分にある
3 欲望に振り回されない境地へ
人間の五つの欲
財欲は貧しい人にも大金持ちにもある
色欲と食欲
名聞欲と睡眠欲
心解脱-欲望から自由になる
4 智慧による解脱
慧解脱-智慧によって迷いを切る
因果の理法を知る
第2章 罪を許す力-自分と他人を許す勇気を
1 完璧な人生ではなく、よりよい人生を
交通事故死の三倍以上もある自殺
自殺者は死後どうなるか
死に急ぐ人に見られる完全主義的傾向
人間は不完全な生き物
不器用な自分を認める
2 事件や事故による苦しみにどう耐えるか
不可抗力的な事件の場合
不注意による事故の場合
3 撤退戦略で再出発を
不況の直撃を受ける中小企業
追い込まれる経営者
撤退ができないと傷口を大きくする
資本主義では淘汰は避けられない
生きてこそ、立て直しもできる
恋愛も受験も勝率を考えて
4 自分を許す勇気
負け戦のときに必要なものとは
心の苦しみにも時効があってよい
5 他の人を許す勇気
人を憎みつづけない
悔しさにも時効をかける
6 失敗も一つの経験
7 人生の持ち時間のなかで逆転の努力を
8 合理性を超えた世界を信じる
宗教の神秘性
不合理なればこそ、我、信ず
第3章 仕事能力と悟り-多くの人々を幸福にする人間となるには
1 仕事能力も高かった釈尊
釈尊の修行と伝道
悟りを高めつつ、仕事もできる人に
2 禅宗の悟り-神秀と慧能
努力の過程を無視したら教育は成り立たない
五祖弘忍の筆頭弟子・神秀の悟り
弘忍の後継者となった慧能
南の頓悟禅、北の漸悟禅
3 頓悟禅の問題点
狂気と正気の境を歩くような悟り
禅の悟りのなかにある「論理のすり替え」
意表をつくタイプだった慧能
釈尊の考え方は頓悟的ではない
4 仕事能力と悟りは連携する
第4章 大悟の瞬間-大いなる悟りが明かす多次元空間の神秘
1 悟りの原点
2 無我の思想
無我の思想に対する誤解
霊的存在は百パーセントある
心は大宇宙とつながっている
自他一体の悟り
偉大なる大我
利他、愛他の思想
3 エネルギーの本質
本物の宗教が教えてきたものとは
生命の力と霊的な力は同じ力の裏表
霊界とこの世に働く置換法則
すべては霊的エネルギーに還元される
4 宗教の使命
第5章 常に仏陀と共に歩め-心の法則を学び、それを実践して生きる
1 真実の自分とは
人間の心の性質
霊界では心の特徴で自分を認識する
2 瞑想のなかで見えてくるもの
仏との一体感
人間の心のなかにある純金の部分
創られたものとしての痕跡
3 心の自由性
悟った人の特徴
想念は磁石のように世界に影響を与える
正しい方向を教えることが仏弟子の仕事
自主的に守る「戒」と共同生活のルールである「律」
仏教は自由で寛容な教え
4 心の平和
現代人が求めている「心の静寂」
霊界の次元の大地をつくっているものとは
心のやすらぎを取り戻す方法
忙しくても湖面のような澄んだ心を
生きながら「涅槃」の境地に入る
5 伝道とは智慧を押し広げること
6 縁起の理法
原因・結果の縁起は必ず完結する
人は支え合って生きている
7 心の法則を究めて生きる