経典2009/11/23
社長学入門
-常勝経営を目指して-
大川隆法
2009/11/23
発刊
第1章 幸福の科学的経営論-マネジメントの核になる「十七のポイント」
序 経営とは何か
経営資源の合計以上の成果を生み出す
経営論は「発展」の理論の一つ
1 知力ベース・マネジメント-学習する組織を目指す
知識は最も貴重な経営資源
常に学習する態度をとる
2 タイムベース・マネジメント-仕事速度を重視する
時間を縮める
意志決定の速度を上げる
3 イノベーションを恐れない
イノベーションとは何か
役所にもイノベーションが必要である
イノベーションは痛みを伴う
4 弱者の兵法、強者の兵法
組織の強みと弱みに合わせた戦略・戦術を立てる
弱者の兵法-強みの部分で戦う
強者の兵法-大軍で囲む
ランチェスター法則
相手を分断し、弱い部分を集中して攻める
5 絞り込みの理論(集中の法則)
経営資源の集中投下
受験勉強における絞り込み
経営者に必要な二つの目
6 波状攻撃の理論
波の頂点から頂点へと走る
大きな波を起こす
長く売れ続けるものをつくる
7 PRの理論
8 マーケティング理論-顧客重視
鎌倉仏教に見るマーケティング手法
「需要の発見」と「需要の創造」
9 商品力の重視-研究開発を怠らない
研究開発とマーケティングは裏表
利益は発展の速度につながる
10 「浅く、広く、長く」の理論
「深堀り」をしすぎると発展しない
良いものを、多くの人に、長く使ってもらう
11 手金理論-ダム経営的発想
自分でつくったお金を元手にする
小さなものをだんだん大きくしていく
赤字は資源の無駄遣い
内部留保が大切である
12 トップダウン方式
トップダウン型は上が責任を取る体制
判断は現場に近いところで行う
13 実力主義人事-敗者復活方式
「強い遺伝子」を評価する
敗者復活のチャンスを設ける
14 分権理論
一人の人間には限界がある
相互に助け合う組織をつくる
15 階層排除の理論
縦の階層が長いと無責任体制になりやすい
中間管理職はなくなる方向にある
16 リストラ理論-仕事の大胆な整理
17 手堅さと大胆さ(結論)
第2章 経営のためのヒント-デフレ下を生き抜く智慧
1 デフレについての考え方
「デフレだから不況だ」という考え方は誤り
デフレの流れは止まらない
考え方を変えれば、道は、いくらでも開ける
2 デフレ下で繁栄するための戦い方
汗を流し、勤勉に働く
無駄を削り、全体のコストダウンをする
高付加価値の部門を育てる
やるべき三つのこと
3 いっそう智慧が磨かれる時代
日本の銀行や役所の仕事の問題点
猛省して、もっともっと努力する
4 経営における四正道
「お客様第一」の考えと、さまざまな知識や知恵
失敗や欠点を反省しなければ発展しない
人の意見を聴き、しっかり観察する
5 厳しい時代は、変身するチャンス
〔質疑応答〕
質問1 人々にマインドの転換を促すには
一般の人々の認識は遅れるもの
まず自らが心構えを変える
質問2 部下にやる気を持たせるには
上司のやる気は部下に伝染する
熱意、使命感は、どこから生まれるか
「なぜ、わが社は必要なのか」という問いに答えよ
質問3 中国進出における注意事項
国内で駄目な会社が海外に出ても成功しない
基本は本業で利益を出すこと
中国進出のリスクと今後の見通し
第3章 社長学入門-経営トップのあるべき姿とは
1 社長は“自家発電”ができなければならない
社長はエネルギーの供給源である
“自家発電”の気持ちは部長や課長にも必要である
2 社長は会社のすべてについて責任を負う
社長としての責任は、辛くもあるが生きがいでもある
「すべては自分の責任だ」と思えばこそ、部下に要望が出せる
トップは、自分が見ていないことにも責任を負わねばならない
トップのクビが飛ぶと思えば、下も引き締まる
人事における任命責任
3 失敗は最高の“先生”である
限界突破をしようとすれば失敗は必ず生じる
現状に安住せず、企業の体力の範囲内でチャレンジしていく
4 経営理念が企業の発展・繁栄をもたらす
経営理念をつくらなければ会社は大きくならない
経営理念を立てると、「正しさ」が立ち上がってくる
「正しさ」が立ち上がると、発展を目指す勇気が出てくる
経営理念の中に「私利私欲」があってはならない
最高の経営は最高の宗教と一致する
社長の分身としての経営幹部をつくる
5 能力の限界との闘い
急速に発展する企業では人材の“刃こぼれ”が起きる
トップ自身にも能力の限界は来る
どんな名経営者にも能力の限界は訪れる
「人に任せて、成果を判定する」という能力へのシフト
能力の高い人を使っていく「大きな器」をつくる
技術者出身でも代表的な経営者になれる
自分の器と運を見極めて、あるべき姿を求めよ
質問1 顧客ニーズをつかむポイント
常に求め続ける姿勢を持つ
天上界からのアドバイスを受ける
質問2 イノベーションの秘訣とは
今は「速さ」が勝負の時代
「変えてはいけないもの」は頑固に守る
「速さ」と「緻密さ」を両立させる
質問3 「起業して成功するかどうか」の判定基準
求められる性格や素質が変わってきている
エリート社員より能力が高くなくてはいけない
経営能力の有無は、実際に経営をしてみなければ分からない
自分のことをよく知ってくれている人に相談する