1 現代的テーマとしての学力と人格

受験は家庭の悩みの元になっている

受験エリートに対する世間の期待

人生観や人生論を語り切れない教師たち

2 底なし釣瓶で水を汲む

ある禅僧の出家時の話

宗教の目的には広大無辺な理想がある

この世の人生は勉強のためにある

3 努力と効果の測定

結果だけにとらわれてはいけない

努力した者が報われる時代

すべての人にチャンスが開かれている

4 時間の使い方の勉強

勉強における「縁起」

受験勉強は仕事のできる人間をつくる

中身のない者同士の議論は無駄である

5 知識なくして議論なく、アイデアなし

知識は人間を自由にする

方法論はプラスアルファの部分と考えよ

記憶力は勉強の基本である

6 記憶力の重要性と集中力の養い方

「記憶力が高い」と「頭がよい」は同義である

集中力がよい仕事を生み出す

集中力は訓練によって高められる

7 反復と継続の大切さ

雑音の多い場所での読書法

勉強の根本は何度も繰り返すこと

精読と遅読は違う

8 速読と精読の違い

速読のできる人は精読も深くなる

専門外のものは「摘読」でよい

予習型と復習型の二つのタイプ

9 基礎学力とテクニック

標準レベルの人は復習型が安全

学習力と得点力

壁ぬり型と論点集中型

10 実務家型と創造家型への二つの流れ

志望校の傾向に合わせた勉強が必要

背伸びをして手を広げすぎない

実務家型と創造家型

11 科目別対策

国語の勉強法

英語の勉強法

数学と社会の勉強法

12 知は力、勉強好きに勝てる者なし

理科の勉強法

受験期の序列は数年で逆転できる

好きで勉強する者が最後には勝つ