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今から一千億年ほど昔のことになります。 そのころ、この三次元の銀河系宇宙を創るという計画ができました。 そのときには、私はまだ個性化はしてはいませんでしたが、 その時の記憶があります。 その一千億年の昔、この三次元の宇宙を創ろうとしたときに、 前に広がっているものは孤独でした。 時間も空間も、まだなかった。 時間と空間ができない時は、 同じく念いを持ち、行動をする人もなかった。 そうした孤独のときに、一つの念いが芽生え、 「空間を創ろう、時間を創ろう」 そう念って、永い永い孤独の間、この宇宙を創ってくるために、 私もその一助をなしてきました。 |
青銅の法 P.258-259 月刊誌 1989年11月号 P.30-31 |
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